ヤスデはくさい臭いを出す事でも知られていますね。
密閉したところに入れると、自分のにおいで命を落とす事もあるほど強烈な臭いだそうです。
強烈な臭いと言えばアンモニアを思い浮かべる人もいると思いますが、何か関係があるのでしょうか?
調べてみました。
ヤスデの臭いとアンモニアの関係性は?
ヤスデを刺激するとアンモニア臭のようなにおいがしますよね。
あのにおいは刺激臭のある液体やガスを分泌することによりにおうのですが、この分泌物の成分は青酸やヨードであるため、皮膚につくと痛みを感じ、目に入った場合、結膜炎などを引き起こす原因となるので注意が必要です。
また、臭いもきつく、手につくと臭いがなかなか取れないので厄介です。
一度臭いがついてしまうと取ることは難しいとされているので、ヤスデを見つけた際はしっかりと手を守る必要があるのです。
また、臭液の毒性は強く、狩猟用の矢毒として用いられた記録がある程です。
臭いが付いてしまったら?
実際にヤスデを刺激してしまって、刺激臭のある液体やガスを分泌してしまった場合どうすれば良いでしょうか。
においが手についてしまった場合、純度の高めのアルコール、食用油、ワセリンで落とすことが出来るそうですよ。
まとめ
ヤスデの臭いはとても強烈で、気をつけなければいけないのですね。
中にはお湯でふき取ってしまうという人もいるのですが、ヤスデの体液からは青酸ガスが発生してしまいます。
お湯でふき取ってしまうと、その臭いを多量に吸引し吐き気、頭痛、お腹を壊すことにもなりかねませんので、注意が必要となってくるのです。