梅雨のじめじめ季節になると、畑やプランターに大発生するのがヤスデです。

害虫というわけではないのですが、見た目の気持ち悪さから敬遠されやすい虫です。

しかしこのヤスデ、本当は畑に利益をもたらす益虫なのだとか。

畑や野菜に発生したヤスデは駆除すべきかどうか、気になる質問にお答えします!

畑のヤスデは野菜に有害?

野菜 ヤスデ 駆除

最初に結論からお話しますと、ヤスデは畑の土壌にとってたいへん貢献度の高い働きをする益虫です。

ミミズがいる土はよく肥えていると言いますね。

ヤスデもそれと同じく、糞に含まれる微生物の働きにより、畑の有機質を分解させては土壌改良を促進する働きをしてくれることが分かっています。

ヤスデは農薬や化学肥料を使用しない有機質の土壌を好み、幼虫の時期から良質な畑の養分を食べては脱皮を繰り返します。

土の中に穴を掘っては通気を良くし、畑の環境に最適な排水の良い土壌へと促してくれます。

成虫になると落葉や枯葉を食べるようになり、更に活発に畑に有機物を還元させることができます。

ヤスデは小さな体躯で畑を耕す天才なのです。

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畑のヤスデを駆除したら?

そのような有機質の畑で収穫される野菜がおいしくない理由がありません。

近年は無農薬というだけでなく、無肥料で育てる野菜の価値が見直されています。

化学肥料に頼らない有機野菜は畑が肥えている証であり、本来の栄養価を備えた野菜を収穫することができます。

虫嫌いの人が、ヤスデの見た目を敬遠する理由でもしも畑から駆除してしまったら、畑や野菜はどうなるでしょうか?

人の手や機械の力を借りて土を耕し、化学肥料を与えれば野菜は実ります。

しかし一度化学肥料が入ってしまった土を元の有機質に戻すには、長い年月を要します。

元々、人類はヤスデなどの益虫と共生して暮してきたのです。

しかし一方ではそうした人間の手により生態系が乱れ、ヤスデが大量発生するという現象も起きています。

ヤスデの駆除に薬剤を散布することは環境に配慮するためにも避けたいものです。

どうしても気になる場合は、木酢液を薄めて散布する方法を試すと良いでしょう。

まとめ

畑の土壌のミミズの働きについては知っていましたが、ヤスデについては知りませんでした。

畑に見つけると箸でつまんで駆除していましたが、ヤスデも畑を耕す天才だったのですね。

これからはただ忌み嫌うことはせず、野菜と共にその成長を見守りたいと思います。

虫嫌いの友人にも教えてあげましょう。

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